鋼管杭とは

鋼管杭Q&A

打込み杭、中掘り杭の使用鋼管径と施工可能な礫径の関係は?
 礫層の施工の可否については、近隣の施工状況(現場付近での杭施工法の確認)や地盤条件(礫径、砂礫層の層厚、砂礫層の位置)等から総合的に判断する必要がある。また、地盤条件を検討する際に、礫径はボーリング柱状図に記載されている数字よりも3倍程度大きいものが存在する可能性があるので、複数本のボーリング柱状図をもとに、礫径については判断する必要がある。

 打撃工法は、10cm程度以下の礫や玉石が存在しても、側方へ礫や玉石を排除していくので、通常は問題になることはない。ただし、それ以上の大きな礫や玉石が存在する場合は、先述したように近隣の施工状況や地盤条件等から、総合的に施工の可否を判断する必要がある。その際に、打設困難と判断された場合は、ハンマの能力Up、杭先端部治具の設置等の対策や補助工法の追加等が必要となる。

 中掘り工法は、大きな礫や玉石が存在した場合、それらがオーガースクリューと杭内壁に噛み込まれて、オーガースクリューが回転しにくくなり、施工が困難となる可能性がある。よって、打設の可否については、近隣の施工状況や地盤条件等から、総合的に施工の可否を判断する必要がある。
 なお、一般的には施工可能な礫径は杭径の1/5程度以下である。